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小林化工の製剤改良への挑戦

誰もが取り扱いやすい医薬品とは

誰もが取扱いやすいと感じる医薬品を求めて

医師不足や医療スタッフ不足で多忙を極める医療現場。最近では、医療事故の原因にもつながりかねないとして、ヒューマンエラーの防止対策が検討されています。 医薬品メーカーとしてできること。 小林化工では、このような視点から製品づくりに挑戦しています。

薬液調製の簡便な注射剤の開発

  • 病院や診療所で使用される注射剤の中には、患者様に投与する際にお薬を溶解し、調製しなければならない製品があります。たとえば、凍結乾燥製剤と呼ばれる製剤は、バイアル(ガラス瓶)の中の粉薬を溶かして、注射液にしてから投与します。
    しかし、このような作業は多忙な医療スタッフの皆様にとって大変な負担となっています。
    また、溶解剤の取り間違えや薬液濃度の調製ミスは医療事故につながります。
    小林化工では、抗ウイルス化学療法剤であるアシクロビルの凍結乾燥製剤に着眼し、その液剤化に世界で初めて成功。1996年に、お薬を投与する際に溶解する必要がない製品として発売致しました。
    その後も、凍結乾燥製剤の改良を目的とした研究開発を続け、液剤化や溶解性の向上を図った製品は、誰もが取り扱いやすいと感じる注射剤として、全国の医療機関の皆様から高い評価を頂いています。

長期保存が可能な安定性に優れた製品の開発

  • 患者様に投与されるお薬には、安全かつ有効に作用することが求められ、使用期限等が定められていますが、中には化学的に不安定なために有効期限が短いお薬もあります。特に、特殊な感染症に用いられるような注射剤の場合は、使用されることがまれで不定期な反面、常時在庫しておく必要があり、その管理は大変です。
    小林化工では、院内感染症として発生し、重い症状を訴えるMRSA感染症の治療薬に注目し、バンコマイシンという抗生物質の安定化研究に注力。日本で初めて有効期限が3年の製品を2000年に発売しました。本剤は、大学病院など多くの基幹病院でご採用頂いています。

医薬品の取り間違え防止への工夫

  • 医薬品には、同じ成分でありながら注射剤としても飲み薬としても使用される製品があります。通常は、ガラス性のアンプルに入った注射剤と錠剤のような飲み薬を間違えることはありませんが、これが同じような容器に入っている場合はどうでしょうか。
    また、医薬品には個々の患者様の病態にあった投与量の調節を容易にするために、同じ成分で含量の異なる注射剤や錠剤などが多数あります。患者様に投与する際に含量の違った製品を取り間違えたら大変です。
    小林化工では、このような製品について容器の大きさを変えたり、パッケージやラベルの色を変えたり、あるいは、含量を大きく表示したりと、製品の視認性を高めるための様々な工夫を加えています。